あすなろ英語教室―English PLUS―

過去の豆知識

2024年

2024年3月

もうすぐ春ですね。ン十年前「花の3月マ〜チ(March)ましょ」と覚えました。この季節、花粉症の辛い症状を英語で言ってみましょう。
I have a hay fever.(花粉症です)
I'm allergic to pollen. (花粉アレルギーです)
I have a runny nose.(鼻水が出ます)
My eyes are itchy.(目がかゆいです)
I have to sneeze. (くしゃみが出そうです)
皆さんお大事に!

2024年1月

ロシア・ウクライナ戦争に全く解決の目途の立たない中、昨年はイスラエルでパレスチナとの紛争が始まってしまいました。ニュースは毎回目を覆うような凄惨な映像を伝えています。
このようにして憎悪の連鎖が次の世代に受け継がれていくのでしょう。本当に暗澹たる気分になります。
昨年はまた、これまでで最も暑い年でした。国連の事務総長はもはや地球温暖化(global warming)ではなく ”global boiling(地球沸騰化)"と呼んで、気候変動がもはや引き返すことの できない地点にまで近づきつつあると警告を発しました。戦争も気候変動も大量の難民を生み出します。そしてその難民の受け入れ先である欧米先進国では排他的なナショナリズムが高まり、ここ最近は選挙の度に極右勢力が議席を増やしています。世界はますます非寛容になっているのです。宇宙船地球号(Spaceship Earth)はとてつもない課題を抱えて、もはや進むべき方向さえ見失っているかのようです。
今年は各国で国のリーダーを決める重要な選挙が予定されています。1月の台湾総統選挙に始まり、ロシア、インド、EU議会選挙、そして11月にはアメリカ大統領選挙が行われます。
各々の国や地域にとって、また国際社会の平和と繁栄にとって、より良い選択がなされますようにと願うばかりです。

Enough of blood and tears. Enough.
― Yitzuhak Rabin 1922-95: at the signing of the Israel-Palestine Declaration
13 September 1993
(訳)血も涙も十分に流した。十分に。
― イスラエル元首相イツハク・ラビン 
1993年9月13日 オセロ合意調印式にて

Anyway have HAPPY 2024.

2023年

2023年9月

6年ぶりにロンドンに行ってきました。只今ロシア上空が飛行禁止区域になっているので、北または南に大廻りして2時間以上余計に時間がかかります。とても遠い国になってしまいました。
ロンドンでは思いがけないトラブルに見舞われ、一時はどうなるかと思いましたが、親切な地元の人々のおかげで何とか旅を楽しむことができました。旅先で思わぬ人情の温もりに触れ、得難い体験ができました。
I love Londoners!

If you want others to be happy, practice compassion.
If you want to be happy, practice compassion.
Dalai Lama 1935-

(もし他人を幸せにしたいなら、思いやりを実践しなさい。
もし自分が幸せになりたいなら、思いやりを実践しなさい。)
ダライ・ラマ 1935-

2023年4月

もうすぐ新学期。新入生さんたちの名前を見るたびに益々個性的になってきているのを実感します。
国の法制審議会は戸籍に記載する漢字と読み方についてある程度の決まりを設けようと検討している様です。
明治の文豪、森鴎外の子供たちの名前は茉莉、於菟、類など、マリー、オットー、ルイと西洋の名前を漢字にした様に見えます。ドイツ留学の影響でしょう。世界中で通用する名前を子供たちにつけたかったのかもしれません。日本のキラキラネームの第1号なのではないでしょうか。

今回のマメ知識はご存じシェイクスピアのRomeo and Julietから有名なセリフをご紹介します。
What’s in a name?
A rose by any other name would smell as sweet...
(名前に何があるの。バラはどんな名前で呼ばれても同じように甘く香るでしょうに)
一目で恋に落ちた男性が自らの家と敵対する Montague 家の子息Romeo だと知った Capulet 家の娘 Juliet がバルコニーで嘆きつつ一人つぶやくセリフです。

2023年1月

Time flies! 時の経つのは何と速いことでしょう。去年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻して早や10か月。収束のめどもつかないまま世界は西側対ロシア側という冷戦時代の構図にに逆戻りしてしまいました。この分断により世界中の人々がエネルギー不足や物価高騰に喘いでいます。
核戦争の脅威もとりだたされる不安な年明けではありますが、いくらかでも希望の感じられる格言を集めてみました。

The darkest hour is just before dawn.(日の出直前の時間が一番暗い)
English proverb
Every cloud has a silver lining.(全ての雲は裏側が輝いている)
English proverb
The sharper the storm, the sooner it's over.(嵐が激しいほどじきに通り過ぎる)
English proverb
Turn your face to the sun, and the shadows fall behind you.
(顔を太陽に向けよう。そうすれば影は君の後ろに回る)Maori proverb

Anyway, have happy 2023!

2022年

2022年10月

日本の子供たちの国語の学力が落ちてきているというレポートがあります。
原因は家庭内でのコミュニケーションの減少やSNSの影響などが挙げられていますが、私は言語で意思を伝え合うことを軽視する日本独特の文化の影響も大きいと思います。「話好き」や「論理的」を日本では「おしゃべり」・「理屈っぽい」とネガティブに捉えがちです。しかし言語習得の上でこの二つはとても大切です。外国語習得のためにも、まずは母語で言語化能力を養うことから始めなければなりません。外国語の運用能力が母語のそれを上回ることはありませんから、母語の運用能力が高ければ、可能性として外国語も上手になるということです。日本語では「口下手」だけれど、外国語でなら「ペラペラ」などということはあり得ません。わが子を英語の得意な子にしたいと思うお父さん、お母さん、まずはお子さんを「おしゃべり」で「理屈っぽい」子供に育ててあげましょう。

Somehow the mystery of language was revealed to me.
I knew then that "w-a-t-e-r" ment wonderful cool something that was flowing over my hand.
That living word awakend[ed my soul,gave it right,hope,joy,set it free!

(どの様にしてか、言葉の神秘が私に明かされたのです。w-a-t-e-rが私の手の上を流れている冷たい、素敵な何かであると、その時知ったのです。その生きた言葉は私の魂を目覚めさせ、光と希望と喜びを与え、それを解放してくれました。)

Helen Kellerの自伝The Story of My Lifeの感動的な一説です。目が見えず、音も聞こえない闇の世界の孤独な住人だったヘレンは、家族も手の付けられない狂暴な子供でした。家庭教師のサリバン先生が言葉を教えようと奮闘するのですが「水」と「カップ」の違いが理解できず、癇癪を起こします。
その後先生は井戸のところにヘレンを連れていき、水を汲んでヘレンの手の上に流します。それでヘレンはやっと「水」が何であるか理解するのです。
この体験を通じてヘレンは「すべてのものに名前がある。それを覚えることで世界を認識できる」と闇の世界からの解放という希望を抱くのです。そして向学心に燃えてついには大学で博士号を取得し、生涯を社会奉仕に捧げるのでした。

2022年7月

ロシアによるウクライナへの残虐非道な武力侵略が始まって4か月が過ぎました。
ウクライナの人々の苦悩は言うに及ばず、世界中でエネルギー不足や食料不足が起きています。特に途上国や紛争当事国では飢餓が深刻な問題になっています。
しかしロシアにおける政権支持率は以外にも80パーセント以上とも伝えられています。政府によるプロパガンダが攻を奏しているのでしょう。
国営放送以外のメディアが排除されているのが一番の要因でしょうが、現状に無関心、あるいはあえて政府に批判的な感情を持ちたくない、という心理が国民にあるのかもしれません。
真実を知ろうという努力を放棄してしまえば権力を白紙委任することことになります。権威主義国家の人々の現状に察しはつきますが、どこに住んでいようと、常に真実を知ろうという努力を怠ってはならない、それが長い目で見れば自国の、そして世界の平和に繋がると信じます。

Enough of blood and tears. Enough.(血と涙を十分にながした。もう沢山だ)
Yizhaku Rabin (ラビン元イスラエル首相)

A war can perhaps be won single-handedly. But peace-lasting peace-cannot be secured without the support of all.
(戦争はもしかしたら独力で勝てるのかも知れない。しかし平和ー永続的な平和ーは全員の支援無しに守られる事は無い)
Luiz Inacio Lula da Silva

2022年4月

のどかな桜の季節になりましたが同じ空の下、ウクライナでは無辜の市民がロシアの暴虐非道な侵略に苦しみ喘いでいます。
ウクライナの窮状を救おうと今、西側諸国では政府から一市民まで力を尽くしています。この結果がが、大国の武力による現状変更の試みは必ず手痛い失敗に終わるという教訓になることを願うばかりです。

There never was a good war, or a bad peace.
(良い戦争または悪い平和などというものがあったことは無い)
Benjamin Franklin 1706-90
Mankind must put an end to war or war will put an end to mankind.
(人類は戦争を終わらせなくてはならない。さもなければ戦争が人類を終わらせるだろう)
John F. Kennedy 1917-63
Power tends to corrupt and absolute power corrupts absolutely.
(権力は腐敗しがちだ。そして絶対的な権力は絶対的に腐敗する)
Lord Acton 1834-1902

2022年1月

コロナ禍の収束が一向に見えない中、また新たな変異株(omicron variant)が南アフリカで発見されて、あっという間に世界中に蔓延してしまいました。先進国で3回目の追加接種(booster shot)が進む一方で、WHOによれば接種率40%以上の国は加盟194ヵ国中の半分以下だそうです。先進国が我先にワクチンを買い占めてしまうので貧しい国には行き渡らないのが現状です。そのような地域から新たな変異株が生まれ世界中に広がっていくのです。世界中の人々に広くワクチンを行き渡らせる努力がパンデミック収束の鍵なのでしょう。正に情けは他人の為ならずです。

Our sympathy is cold to the relation of distant misery.
(我々の共感は遠くの悲劇には冷たい)
Edward Gibbon
If you want others to be happy, practise compassion. If you want to be happy, practise compassion.
(もし他人を幸せにしたかったら思いやりを実行しなさい。もし自分が幸せになりたかったら思いやりを実行しなさい)
Dalai Lama

Have happy 2022!

2021年

2021年9月

2001年9月11日のアメリカ同時多発テロから20年が過ぎました。事件の数年後、私はあるオーストラリア人男性からテロは実は合衆国政府の陰謀だと聞かされました。彼は丁寧に絵まで描いて熱心に説明してくれたのです。私はとても驚きました。話の内容にでは無く、その様な荒唐無稽な説を信じ込んでいる人がいるという事実にです。それから十数年後の今日、SNSの発達と共に陰謀論(conspirasy theory)は益々盛んです。
今年1月アメリカで議事堂を襲って占拠した暴徒たちも多くはQアノンという陰謀論を信奉する人々でした。彼らは新聞やテレビなどメディアの報道は信じません。SNS上の自分達の信じたい書き込みだけを真実と受け入れるのです。コロナ禍の今日ワクチン接種をめっぐても様々なデマがネット上に溢れています。私達に求められるのは根拠(evidence)のしっかりした事実(fact)を求めるたゆまぬ努力では無いでしょうか。
Now what I want is ,Facts…Facts alone are wanted in life.
Charls Dickens

(私が求めるのは事実、事実のみが人生において求められるのだ。)
チャールズ・ディケンズ
It is a capital mistake to theorize before you have all the evidence. It biases the judgement.
Arther Conan Doyle

(全ての根拠を得る前に思索をするのは大きな間違いである。それは判断を歪める。)
アーサー・コナン・ドイル

2021年5月

英国の新50ポンド紙幣が6月に発行されるとThe Bank of Englandが発表しています。
新紙幣の片側はいつも通り女王陛下の肖像、裏側にはAIの父と呼ばれるAlan Turingの肖像が載るそうです。Turingは第二次世界大戦中ナチスの暗号解読に大きな貢献を果たしましたが、同性愛者であったため有罪判決を受け、その後も治療と称する酷い人権侵害に苦しみました。英政府関係者は "His legacy is a reminder of the value of embracing all aspects of diversity, but also the work we still need to do to become truly inclusive.”「彼のレガシーは多様性のあらゆる側面を受容する大切さと共に我々が真に包括的であるためになすべき仕事を思い出させる」と述べています。
ちなみにイギリスの紙幣はこれで全部ポリマーになります。旧紙幣は新紙幣発行後数か月で使用できなくなります。50ポンド紙幣お持ちの方は早く交換されるとよろしいでしょう。

2021年2月

1月20日アメリカ合衆国第46代大統領の就任式が行われました。国歌The Star-Spangled BannerをLady Gagaが議事堂に翻る国旗を指しながら力強く歌い上げました。
バイデン新大統領は就任演説の中でAt this hour, my friends, democracy has prevailed.「皆さん、今この時をもって民主主義は勝利しました」と宣言し、I will be a president for all Americans.「私は全てのアメリカ人の大統領になります」と約束しました。
前政権による4年間に嘘と憎悪が対立と分断を煽り、暴力がこの国を南北戦争以来といわれる混乱に陥れています。新政権による和解と融和に向けた道のりには多くの困難が予想されますが、兎にも角にもアメリカが希望に向けて最初の一歩を踏み出したことを喜びたいと思います。God bless Amerca!

2021年1月

COVID-19に翻弄された2020年が終わりました。数少ないgood newsの一つがアメリカの政権交代でしょう。合衆国初の女性でしかも有色人種の副大統領ほか新政権は数多くのポストに女性を指名しています。

翻って我が国はThe Global Gender Gap Index:GGGI(国際男女格差指数;男女の社会的格差を示す値。100%であれば全く平等)は2020年度は65.2%で堂々の世界121位でした。(ちなみに世界平均は68.6%)押しも押されもせぬ人権後進国です。
若い人達には英語を学ぶことに加えて社会にも目を向け自分たちを取り巻く現実を少しずつでも認識していって欲しいと思います。

何はともあれHave a happy new year!

2020年

2020年9月

新型肺炎の感染拡大は一向に収束の気配が見えません。そんな中、WHOが日本の「3密」に倣って(?)Avoid the "Three Cs"!(3つのCを避けよう)と呼びかけています。その3つのCとは、
Crowded places(込み合った場所→密集)
Close-contact settings(他人との近い距離→密着)
Confined and enclosed spaces(閉ざされた空間→密閉)です。

当分は気の抜けない日々が続きますね。皆さんお気をつけて。

2020年7月

米国で警察官による黒人の殺害が相次いだ事をきっかけに、世界中で人種差別への抗議(anti-racism protests)がかつてない広がりを見せています。彼らの合言葉は Black Lives Matter(黒人の命も大切だ)。黒人差別の歴史を容認するかのような歴史上の人物の銅像が撤去され、米国南軍旗の使用が制限されつつあります。そんな中ビジネス界も意識改革を迫られているようです。一例が化粧品などに「美白」(whitening)という言葉の使用を止めるそうです。考えて見れば「白」が美しいというのも可笑しな話ですね。

"I want you to know that you matter, I want you to know that your lives matter, that your dreams matter."
Barak Obama
(君たちに知ってほしい。君たちは大切だ。君たちの命は重要だし、君たちの夢も大切なのだ)
バラク・オバマ米前大統領

2020年2月

中国発の新型肺炎が急速に拡大して、日本でも心配が広まっていますね。
今回は具合が悪いときに使う簡単な英語をご紹介します。
I have a fiver.(熱があります)
I have a cold.(風邪をひいています)
I have the flu.(インフルエンザにかかりました)
I have a headache.(頭痛がします)
I have a stomachache.(お腹が痛いです)
I feel sick.(吐き気がします)

Take care of yourself! (お大事に)

2020年1月

Happy 2020!
今年はいよいよ東京オリンピックの年ですね。英語で外国人と話そう、という機運も高まっています。英語は学ぶときは几帳面に(名詞の単数・複数、冠詞などに注意して)話すときは思い切って使いましょう。多少の間違いはあっても通じるものです。
受験生の皆さんには最後の仕上げの時期ですね。
Where there is a will, there is a way.(意思のある所に道は開かれる)
Good luck!

2019年

2019年11月

2020年度の大学入試改革で予定されていた英語の民間試験の活用。2024年度まで延期されると1日に発表されました。実施するにしてもしないにしても混乱は予想されていましたが、直前の取り止めで受験生は国の行き当たりばったりの方針に翻弄される結果になりました。もともとは英語で自分の意見を書いたり話したりする学力を養いたい、大学入試が変われば高校の授業も変わるはずだというのが文科省の主張でしたが、高校の教育現場がその方針に沿って改善されているとは、私の知る限りでは思えません。そもそも論ですが、高校生がどれほど自分の意見を持っているでしょうか。まずは社会科の授業で問題意識を育み、国語の授業で自らの考えを言語化する方法を教えるのが先では、というのが長年英語教育に携わってきた塾講師の思いです。2022度以降国語の授業が論理的に考え、伝える力を育む方針に変わるそうで、英語教師としても、喜ばしく思います。英語塾としては、これまで通り文法、読解に加えてwritingやspeakingにも力を入れていきます。

2019年8月

2度目のバンクーバーへ行ってきました。カナダは多文化主義の国で、一つの文化がカナダを代表することはないという価値観です。空港には原住民(カナダではファーストネィションまたはインディジナスピーピルと呼ばれます)のアートが飾られ、街には様々な人種が暮らしています。そして大都会のすぐそばに雄大な自然のあるとても美しい港湾都市でした。

2019年4月

ニュージーランドに行ってきました。北島、オークランドの空港に着いたのが3月22日、15日のクライストチャーチのテロからちょうど1週間後でした。事件の起きた同時刻の13時30分、空港内のスピーカーから大音量のコーランが流れ、人々が黙とうを捧げていました。その後も追悼行事は続き、テレビは毎日それらを報道していました。公共の建物や民家にも半旗が掲げられ、国民が心を一つにしてこのヘイトクライムによる国家の危機を乗り越えようとしている姿に、大きな感銘を覚えました。

2019年2月

受検シーズンたけなわですね。受験生のみなさんに応援の気持ちをこめて「がんばれ!」の英語を集めてみました。
Good Luck!(幸運を祈ります)
All the best!(全てうまくいきますように)
You can do it!(あなたならできる)
Keep it up!(その調子で)
Hang on there!(あきらめるな、最後までがんばれ)
Hold on!(同上)
まちがっても、Fight!とは言いません。気をつけましょう。
受験生のみなさん、ゴールは間近です。がんばれ!

2019年1月

Happy 2019! 今年は猪年(the Year of the Boar)ですね。目標に向かって猪突猛進したいものです。
受験生の皆さんには試験まであと少し。健康に気をつけて頑張って下さい!
Education is the most powerful weapon which you can use to change the world. -Nelson Mandela
(教育は世界を変えるために使うことのできる最強の武器だ。―ネルソン・マンデラの言葉)

2018年

2018年11月

近い将来人間はAIに仕事を奪われてしまうのではないか、というのは現代人の多くが抱く懸念ですが、朗報です。数学者で「東ロボくん」の開発者、新井紀子氏によれば、AIは数式に翻訳できないことは処理できないので、文章の意味や意図を読み解くことはできないそうです。つまり、読解力こそ人間がAIに負けない能力なのだと氏は強調されています。しかし基礎的読解力を測るテストを開発して調査したところ、中高生の多くはAIに劣る能力しか身に付けていないのが現状だそうです。最近の国際学力テストでも日本の学生の読解力の低下が明らかになり、国も対策を迫られています。
読解力はすべての学門の基礎であり、外国語習得の基礎でもあります。文章を読むことは知識を増やすと同時に読み解く力をも育てるのです。みなさん、活字を読みましょう。

2018年7月

アメリカのミスコンテスト「ミス・アメリカ」が今後は水着審査をしない方針を先月発表しました。代わりに知性や社会貢献への情熱を審査対象とするそうです。つまり、内面の「美」を審査するということでしょうか。これが女性に対する差別の解消に何らかの貢献をするかどうかは全く分かりませんが、今回の英語まめ知識は「美」に関する名言を集めてみました。
Beauty is only skin deep.(「美はたった皮一枚の厚さ」格言)
Beauty is in the eye of the beholder.(「美はそれを見る者の目に宿る」格言)
Mirror, mirror on the wall, Who is the fairest of them all ?(「鏡よ、鏡、この世で一番美しいのは誰?」白雪姫の継母の、おなじみの台詞です。)

2018年5月

今年2月、米国フロリダ州パークランド高校で銃乱射事件があり、17人の若者が亡くなりました。友人を失った同校の生徒を中心に、銃規制を求める声がかつてないほど大きく広がっています。3月24日、この生徒たちの呼びかけでMarch For Our Livesという全米で数十万人が参加する大規模なデモ集会が開かれました。私はワシントン州シアトルでこの行進に遭遇し、若者からシニア世代まで数え切れないほど多くの人々がプラカードを掲げて行進する正にアメリカの今を目撃しました。彼らの主な合言葉はENOUGH(もう沢山だ)、プラカードにはNEVER AGAIN(2度と再び起こすな)Save Kids NOT Guns(銃でなく子どもを守れ)また教師に銃を持たせるべきだという大統領の発言にGuns Are Not School Supplies(銃は学校備品ではない)SCHOOLS NOT WARZONES(学校は戦場ではない)という抗議の言葉も多くありました。彼らの声が政治を動かし、流血の惨事が二度と起きない社会へとアメリカが変わり始めるのを、心から願わずにはいられませんでした。

2018年3月

少しづつ温かくなってきました。経済もぬるま湯状態のようで、「適温経済」という言葉をこのところよく聞きます。インフレでもデフレでもない状態のことだそうですが、英語ではGoldilocks economyと言われます。この Goldilocks(金髪の巻き毛の意)とはイギリスの童話 Goldilocks and the Three Bearsに出てくる少女の名前です。3匹のくまさんの留守宅に入り込んで、3杯のスープを見つけます。1杯目のスープを飲んで "This soup is too hot."(このスープは熱すぎる)2杯目を飲んで "This soup is too cold."(このスープは冷たすぎる)3杯目を飲んで "This soup is just right!"(このスープはちょうどいい)と言って飲み干してしまいます。それから「ちょうどいい」硬さの椅子に腰掛けたりした後「ちょうどいい」硬さのベッドで寝ているところへくまさんたちが帰ってきとので、Goldilocksはあわてて逃げていきました、というお話です。ここから「ちょうどいい」を表すGoldilocksは天文、医学、経済などの分野で使われているのです。

2018年1月

Happy 2018!
世界各地で国家間・民族間の緊張がますます高まり、地域紛争、難民問題、環境問題などが更に混迷の度を深める中、新しい年がやって来ました。
この不安定な状況の中、私たちにできることは何でしょう。
よく学び、考え、思いやりの心を育み、友情の力を信じる;どんなに迂遠であってもそれこそが世界平和に続く道ではないでしょうか。
If we are to reach real peace in this world, and if we are to carry on a real war against war, we shall have to begin with the children. -Mahatma Gandhi
(我々がこの世界で真の平和を達成しようとし、戦争に対抗する真の戦いを実行しようとするなら、まず第一に子どもたちから始めなくてはならない。-マハトマ・ガンジー)
教育の大切さを改めて実感します。
そして受験生の皆さんにとっては、ゴールまであとわずかですね。体調管理に気をつけてDO YOUR BEST!

2017年

2017年12月

今年も早12月。あっと言う間に2017年が終わろうとしています。
Time flies.(時は飛び去る)今月は「時」に関する名言、格言を集めてみました。
Time and tide wait for no man.(時と潮の満ち干は人を待たない。→歳月人を待たず)格言
Time is a great healer.(時は大いなる癒し手だ)格言
Remember that time is money.(時は金なりという事をわすれてはならない)Benjamin Franklin 18世紀米国の政治家・物理学者
Men talk of killing time, while time quickly kills them.(人は暇つぶしについて語る。時が彼らを速やかに亡くそうとする間に)Dion Boucicault 19-20世紀米国の俳優・舞台監督
Time is
Too slow for those who wait,
Too swift for those who fear,
Too long for those who grieve,
Too short for those who rejoice;
But for those who love,
Time is eternity.
(時は待つ者にはあまりに遅く、
恐れる者にはあまりに速く、
嘆き悲しむ者にはあまりに長く、
喜びに浸る者にはあまりに短い;
しかし愛する者たちには
時は永遠である。)Henry Van Dyke(19-20世紀米国の作家)この一節は故ダイアナ妃の葬儀で朗読されました

2017年11月

米大統領が訪日しました。日米の友情が末永く続きますよう、また他の諸外国とも良好な友好関係が維持、更新されますようにとの願いを込めて、今回の英語マメ知識は frienndship(友情)に関する名言を集めてみました。
A friend in need is a friend indeed.
「困ったときの友が本当の友」(イギリスの格言)韻を踏んでいるのが楽しいですね。)
The bird a nest, the spider a wab, man friendship.
「鳥には巣が、クモには網が、人には友情が」William Blake(19世紀イギリスの詩人)
The only reward of virtue is virtue; the only way to have a friend is to be one.
「美徳の唯一つの報酬は美徳である。つまり、友人を得る唯一の方法は(自らが他の)友人になることだ。」Ralph Waldo Emerson(19世紀アメリカの思想家)
Friendship is like money, easier made than kept.
「友情は富に似ている。作る方が保つより容易い」Samuel Butler (19世紀イギリスの文学者)
Oh I get by with a little help from my friends, Mm, I get high with a little help from my friends.
「友達のちょっとした助けでなんとかやっていけるよ、友達のちょっとした助けでハイになれるよ」 Jhon Lennon and Paul McCartney (With A Little Help From My Friendsよりby The Beatles)

2017年9月

先月、米国バージニア州で白人至上主義者(white supremacist)と彼らに抗議する人々との衝突が起こり、女性1人が亡くなりました。民族(race)の共存はアメリカにとって基本的な理念であり、人種差別主義者(racist)と呼ばれるのはとても不名誉なことだと聞いていますが、現政権誕生後は人種差別(racism)が勢いを増しているようです。そこで今月は偏見(prejudice)や差別(discrimination)に関する名言を集めてみました。
No tree takes so deep a root as a prejudice.
(どんな木も偏見ほど根深くはない。)アメリカの格言
Tolerance is only another name for indifference.
(寛容は中立の別名に過ぎない。)サマセット・モーム(英国の文学者)
Prejudices, it is well known, are most difficult to eradicate from the heart whose soil has never been loosened or fertilized by education.
(偏見というものを、よく知られているように、教育によって耕されたことも、肥料を与えられたこともない心の土壌から根絶するのは難しいのです。)シャーロット・ブロンテ(英国の文学者「ジェーン・エアー」の作者)
Minds are like parachutes. They only function when they are open.
(心はパラシュートのようだ。開いているときだけ機能する。)ジェイムズ・デュアー(英国の物理学者/魔法瓶の発明者)

2017年7月

今回は楽しいtungue twister(早口言葉)をご紹介します。
Can you can a can as a canner can can a can ?
(缶詰屋が缶を詰めるように、貴方は缶を詰められますか)
How much wood would a woodchuck chuck, if a woodchuck could chuck wood ?
(もしウッドチャックが材木を投げることができるなら、どれほどたくさんの材木を投げるだろうか)
ウッドチャックは北米にいるリスの仲間でgroundhogとも呼ばれる動物です。
2文とも意味はナンセンスですが、声に出して読むと音がおもしろいです。早く言えるよう練習してみて下さい。

2017年6月

雨の季節になりました。今月は英語圏の、お天気に関する民間伝承(weather lore)をご紹介します。日本のお天気に当てはまるでしょうか。
Spiders leave their web when it is going to rain.(雨が降りそうになると、クモは巣を離れる。)
今度クモの巣を見つけたら、よく観察してみましょう。
When birds fly low, there will be rain.(鳥が低く飛ぶときは、雨が降る。)
これはその通りですね。ツバメが低く飛ぶ季節になりました。
雨の日はお家でじっくり英語学習に励みましょう!

2017年4月

インターネットの急速な発達により、現代は一昔前とは比べものにならないほどの膨大な情報を入手できる時代になりました。
しかしこの利便性はわたしたちに何をもたらしているでしょう。ネット上には真偽の程はさておき、ありとあらゆる情報が氾濫しています。その中で自分の主張や主観に馴染むものだけを受け入れ、SNSなどを通じて同調者同士で共鳴し合う現象が起きています。
この状況はecho-chamber(共鳴する小部屋)と呼ばれています。他者を受け入れない小さな閉じられた環境の中で同調者たちが繋がることで、人々はますます客観性を排除し自身の主観の信奉者になっていくという現象です。

2017年3月

最近よくpost-truthという言葉を耳にしますね。post「〜の後」という意味です。
今は人々がtruth(真実)に価値を置かず、自分の主張や感情に近い情報を判断の拠り所とする時代、つまり「真実」が影響力を失いつつある「真実後」の時代という意味です。米大統領就任式に集まった人数について、政府側の発表と大手メディアの発表に大きなくい違いがありました。政府側はこれについて(自分たちのあげた数字は)alternative fact「もう一つの事実」と弁明しました。alternative「代替の」と言う意味でalternative energy(化石燃料でない代替エネルギー)などと使われます。
それにしても、事実が複数個あるのでしょうか?

2017年2月

高校・大学受験真っ最中ですね。
Where there is a will, there is a way.(意思のあるところに道は拓かれる)
私の大好きな格言です。今日すべきことにベストを尽くして、あとは逞しい楽観主義でゴールを目指しましょう!

2017年1月

Happy New Year!
国内外問わず激動の2016年が終わり、2017年もますます大変な年になりそうですね。
Love will find a way.(愛は道を拓く)
思いやりの連帯が暴力と分断の世界に平和への糸口をもたらしますよう、心から祈ります。